主任教授 新正卓の退任展 “黙示”
映像学科主任教授 新正卓の退任を記念しての展覧会
「黙示 新正 卓展 -ARAMASA Taku Photographs-」
が11月16日(木)からはじまります。

会 期 : 2006年11月16日(木)−12月16日(土)
会 場 : 9号館地下展示室
時 間 : 午前10時ー午後6時(土曜、祝日開館日は午後5時)
休館日 : 日曜日(ただし11月23日[祝]は開館)
入場料 : 無 料
主 催 : 武蔵野美術大学美術資料図書館
協 力 : 武蔵野美術大学芸術文化学科研究室、
空間演出デザイン学科研究室、映像学科研究室
1936年に東京巣鴨に生まれ、1961年に本学の前身である武蔵野美術学校商業デザイン専攻を卒業後、すぐにアートディレクタ−としてキャリアをスタートさせた新正卓は、1970年からは広告写真家としてさらに活躍を続けます。しかし1978年、終戦直後の満州で生き別れた乳母から届いた手紙をきっかけに、新正はその活動領域を広告写真から「自分の表現のための写真」へ大きく転換することとなります。
これ以後発表された作品群は、中国残留日本人孤児訪日調査団の全団員を撮影した「私は誰ですか」、国策移民として海外へ渡りそのまま帰国を果たせなかった人々で綴られた「遥かなる祖国」に代表されるように、いずれも新正がレンズを通して人間の「業」と向き合い、私たちに深く問いかけてくる作品ばかりです。
今回の展覧会では、新作である「ARAMASA SAKURA」、「海へ…そして境界」の2シリーズを含め、新正卓が写真家としてデビューしてから現在にいたるまでに発表した全てのシリーズを一堂に集めた全250作品によって新正写真の世界を紹介します。